ポール・コラン(Paul Colin、1892年6月27日 - 1985年6月18日)アール・デコを代表するフランスのグラフィックデザイナー。ポスターを得意とする。キュビスム、未来派、構成主義の要素を取り入れた、幾何学的な意匠が特徴。曲線と直線が交わる幾何学的なデザインと明快な配色、当時の世相を伝えるような作品も描いています。1926年には美術学校を設立し、教育にも力を入れました。[アール・デコ]アール・デコ(仏:Art D?co)とは、一般にアール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパ及びアメリカ(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。原義は装飾美術。幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持つが、その装飾の度合いや様式は多様。1925年に開催されたパリ万国装飾美術博覧会で花開いた。博覧会の正式名称は「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」(Exposition Internationale des Arts Decoratifs et Industriels modernes)、略称をアール・デコ博といい、この略称にちなんで一般に「アール・デコ」と呼ばれるようになりました。