本名ティナ・モドッティ。戦間期にアメリカ合衆国で活躍した、女性写真家。イタリアに生まれですが、1910年頃にはアメリカに移住。女優として働きながら、1920年代には、エドワード・ウェストンと共同で、メキシコで写真制作を行うことに。その作品は、ストレートフォトグラフィを基調としており、ポートレイトや、労働者を撮影した社会性または政治的主張の強いドキュメンタリー作品が多く存在します。戦間期のメキシコやスペインなどで、政治活動にも深く携わったその一生は、激動の一生といってもいいと言われています。またエドワード・ウェストンやメキシコの画家ディエゴ・リベラとは愛人関係だったそうです。
こちらのポスターはオフセットプリントになります。オフセットプリント(offset):平板印刷の一種で油(インク)の撥水性を利用した科学的な印刷方法です。版から紙へ直接印刷するのではなく中間転写体を介す為、版や紙への摩擦が少なく印刷できるのが大きな特徴です。正確で鮮明な多色刷りの印刷が可能で、原版からの再現性が高い事から現代のカラー印刷では最も広く使われています。